東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
現在、小金井市にある、もぐもぐ子ども調理室さんの整理収納作業をさせてもらっています。
ここは、未就学~小学生の子ども達が、調理を通したさまざまな経験で、自信や生活する力を育てる教室です。
前回のカトラリー収納に引き続き、こちらの作業の様子をUPしていきます。家庭でも使えるワザもありますので、ぜひ見てみてくださいね!
今回は、食器の収納です。特に、グラスやお碗などの収納について。
キッチンスタジオの壁面収納に設置されており、子ども達がその日のメニューにあったものを、人数分取り出します。
調理教室なので、食器の種類や数は家庭よりも少し多め。でも、それぞれ用途がハッキリしているので、精鋭たちが揃えられている印象でした。
まずはBefore。元々は、無印良品のラタン収納ボックスの中に収納されていました。
ただ、これだとボックス自体も大きく、重く、中が見えにくいので出し入れは大人が中心。子どもが自分たちで目的の食器を出し入れできるように考えていきました。
使用したのは、無印良品のポリプロピレン メイクボックス・1/2サイズです。
まずは、収納用品自体の色。半透明なので中身がわかりやすいです。まずは目で見てわかるようにするのは本当に大切です。目的のものに迷わずアクセスできます。
次に、サイズ感。幅15cm×長さ22cm×高さ8.6cmです。
これ以上大きいと、食器が入った状態で子どもが持ち運ぶには厳しいかなと思います。
そして深さもポイント。あまり深いと食器棚の中で邪魔ですし、逆にもっと浅いトレー形状だと、不安定になりやすいかなと思います。
このボックスは、グラスやお碗が安定して収まる、ちょうど良いサイズです。
そして、形。このボックスは角に丸みがある形状なので、実は食器にピッタリなんです。
元々メイクボックスとして、化粧品のボトルや雑貨類がちょうど収まるように作られていますから、丸い食器にしっくりくるんですね。
最大の特徴が、持ち手です。このメイクボックスのシリーズで持ち手がついているのは2サイズだけ。このサイズと、この倍の深さのものです。
このチョコンとついた持ち手が、子どもの小さな手にはちょうどよく、しっかり持つことができるんですね。(上の画像の手は、6歳長女の手です)
調理室の壁面収納の食器棚は奥行きがあるので、同じく無印のアクリル仕切棚で段差をつけています。
食器のなかでも、使用頻度はまちまち。よく使うものは手前に。あまり使わないものは奥に。それぞれベストな位置に配置していきました。なお、お皿や大きめのどんぶりは平置きしています。
使いやすい定位置を決めておき、使いやすい収納用品にすることは、とても大事!きちんと整えておくと、子どもが調理の終盤に食器を準備したり、食器を洗って片付けたりすることが、とてもやりやすくなります。
子どもがやりやすいことは、もれなく大人もやりやすいことですからね。
この無印のメイクボックスシリーズは、様々な場所にフィットするのでとにかく万能です。
もぐもぐ子ども調理室さんの他の場所でも色々と使わせていただきましたので、また機会があったらご紹介できればと思います。
よかったら参考にしてみてください!