東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
こどもとの暮らしでは、それぞれの成長段階で家の中の安心安全を見直す必要がありますよね。先日、①ベビーゲート、②引き出しロックを書かせていただきました。
今日は③ ハサミ・爪切り・その他 編 です。ひとまずこれで、最終回!
我が家は第1子の6歳、第2子の4歳、第3子の2歳がいます。
今、非常に危なっかしいのが第3子の2歳です。もうちょっとしたら落ち着くといいなと…思っています。
我が家は2歳差の3人育児のため、一人ひとりを気をつけるのはもちろん、こども同士の複合的な事故が起こる確率が高いと思っています。これを踏まえて参考にしていただければ幸いです。
まずは、よく使う文房具のハサミやカッターは、ダイニングの壁面棚の高い場所に収納しています。
6歳と4歳は、工作大好き。本当は自由に使わせてあげたいけれど、2歳が怖い動きをするので、ハサミを使う時は声をかけてもらい、大人が渡します。
鉛筆削りも、2歳が指を入れて回しそうなので、6歳が学校の準備で使う時に下ろしてきます。
次に、刃物ではないですが、こどもの事故が多いアイテムの電池です。
壁面棚の下半分がカギ付きの棚になっていて、電池をはじめ、工具、文房具、書類など、大人が使うものを収納しています。
カギは、閉める時は押すだけ。開ける時のカギは、普段は棚の上の方に置いています。この家に引っ越してきたのは2年前。第3子が生後1ヶ月の時でした。
カギ付きの棚を作っておいてよかったなと、今つくづく実感しています。
キッチンの包丁は、シンク下の大きな重い引き出しの、更に上段の見つかりにくい場所に収納しています。
念の為、引き出しロックもつけています。基本はベビーゲートをつけていますが、突破してくることもあるので…!
そして火の元も!我が家のガスは押すだけで簡単に点火してしまうので、使用後は必ずロックをかけています。
こどもは本当に「スイッチ」が好きな生き物なので、油断せずに習慣にしています。
爪切りは、我が家は洗面所の鏡裏に収納しています。洗面所で切ることが多いからです。これもハサミやカッターと同様、こどもが届かない場所を定位置にしています。
ついでに、刃物以外の安全対策も。水周りだと、お風呂も危険ですね。
こどもは数センチでも溺れる可能性があると言われています。お湯を入れはじめたら扉のロックをかけます。我が家は、家族全員が入浴したらお湯を抜きますので、入れっぱなしになることはありません。
ドアは手挟み防止でドアクッションをつけています。これはよく皆さんされていると思います。
我が家のものは6年前にアカチャンホンポで買ったものですが、なんでもいいと思います。
こども達がふざけ合ってギュッ…となることや、故意でなくても風でバタン!と閉まる可能性もあります。我が家のドアはこれでOKですが、ドアの向きや形状によっては、金具(蝶番)の方の手挟み対策が必要な場合もありますね。
そしてコンセントも。イタズラ防止のためキャップをつけています。
4歳が赤ちゃんの時に、穴の中に異物を入れようとしている姿を見たことがありまして、慌ててつけました。
これはどこで買ったのか忘れてしまいましたが、100円ショップ等でも売っているので、よろしければ探してみてください。
最後に。家具の角ガードも赤ちゃんの頃はつけていました。
これも、どこで買ったか忘れてしまいましたが、100円ショップでも簡単に手に入りますね!
今は日常的にはつけていませんが、子連れ可の自宅講座の時は、何歳のお子様がいらしてもいいように、角ガードのクッションをつけて、IKEAのマットを敷いています。
以上、我が家の安全対策でした!
自治体の検診で配られるパンフレット、インターネットや雑誌などでもたくさん情報があるので、すでにご存知&実行済の内容もあると思います。
私自身も、第一子の育児の時から、それらを参考にしつつも日々の育児の中で、ヒヤリ、ハット、一歩間違えば…ということをたくさん経験して、ひとつ、またひとつと対策を考えてきました。それは今でも進行形でトライ&エラーの繰り返しです。
これを実行すれば完璧ということでもないですし、家の環境と、家族構成、お子様の年齢やタイプによっても変わってくると思いますので、それぞれに合わせて調節していただければと思います。
よろしければ、参考にしてみてくださいね!