整理収納アドバイザーの水谷妙子です。
最近、ありがたいことにメディアでのお仕事をたくさんいただいています。
取材を受けてお話をするなかで「一番大切にしていることは、何度でも伝えていかなければいけない」と思うようになりましたので、改めてお伝えします。
「収納」って、とにかくモノを「隠すことでしょ?」と思われがちです。とにかく箱の中に入れて隠したり、引き出しの中にしまい込んで隠したり。
こんな風な「白白収納」、雑誌やSNSなどでよく見ませんか?
でも、現代の私たちの住環境は、自然と「隠す」ように設計されることが多いです。
例えば、一般的なシステムキッチンは「隠す」が標準装備。ここをオープン収納にする選択肢は、無いことの方が多いです。(家をイチから建てるとか、リノベの場合は別ですよ)
だからこそ、開けた瞬間に「見える」ように。何が、どこにあるか一覧できるように。
だって普段はどうしても「隠れちゃう」んだから、せめて開けた時ぐらい「見える」ようにしないと!
モノが「見える」ような置き方をすると、サッと出し入れできるようになります。そうすると、使うことも、片づけることも億劫でなくなります。
細々したものはボックスにまとめます。中身が「見える」ボックスを選べば、開けた瞬間に、何が、どこにあるか一覧しやすくなります。
だって普段はどうしても「隠れちゃう」んだから、せめて開けた時ぐらい「見える」ようにしないと!(しつこいけど、2度目!)
そもそもの話、見える状態で片づけられない人は、隠したら尚更片づけられないです。(辛口失礼)
モノの整理、管理、片づけが苦手な人にとって、扉の中の収納用品を白くする意味はないと思います。(毒舌失礼)
片づけが苦手な人こそ「見える」を意識。大切な事なので、今後も定期的に伝えていきますね!