ラクだけど、うまく回る。
家を整えて、家族が笑顔になる暮らし。

「頑張っているのは私だけ。家族が片づけない!」
「SNSや雑誌の真似をしてもリバウンドしちゃう」

日々の暮らしの中で、そんな風にモヤモヤすることはありませんか?

幼少期から、美術大学でデザインを学び、無印良品でものづくりをしていた時でさえも。私の人生の大半は「片づけられない」という悩みと共にありました。

扉の中に白いボックスをズラリと並べる。
全てのラベルにラベルライターを使う。
そのままの方が便利な容器をわざわざ詰め替える。

お片づけ=中身を隠し、表面を整えること!

そう信じて疑いませんでした。

しかしある時、SNSでは大量に「いいね」がつき、雑誌にもたくさん取り上げられるおなじみの情報が、実は「得意な人による、得意な人のための情報」だと気がつきました。

苦手な人がそのままマネすると、あえなくリバウンド。「やっぱり自分はできないんだ…」と更に苦手意識が強くなってしまうのです。

一方、得意な人にとっても、この情報がストレスになることも。

「自分だけが片づける仕組み」と気がついて疲れて果ててしまう。時には家族に対して無理やり自分ルールを押し付ける「収納ハラスメント」に発展してしまう場合も。

いくら頑張っても、片づけられないループから抜け出せないのです。

整理収納の理論を学び、無印良品のものづくりに生かしてきたデザインの知識や経験を融合させると、あるメソッドに辿りつきました。

「見える・わかる・できる収納」です。

そもそも、見える収納で片づけられない人は、隠す収納では永遠に片づけられません。

必要以上に中身を隠さない。
表面を整えることからはじめない。
まずは何が、どこに、どれぐらいあるか。
何がストレスなのか。
どんな人生を送りたいのか。

ものだけでなく、心の中も見えるようにしながら整理収納を進めていくのです。

「見える」を心がけて整理収納していくと、誰もが直感的に「わかる」ようになります。その結果、ものと情報の風通しがよくなり、あなたも家族も「できる」ようになるのです。

試しに我が家に取り入れてみたところ、私も、夫も、3人の子ども達も、あっという間に片づけられるようになり、暮らしが驚くほどラクになりました。

今では「こうしたらどう?」と自発的なアイデアも生まれ、現在進行系で暮らしやすくなっています。

このメソッドをお片づけに悩む方々に提供すると「スッキリが続いています!」「暮らしがラクになりました!」と徐々にご好評いただくように。

誰もが負担を感じることなく、自然と片づく家をつくりたい。お片づけが苦手な人の「はじめの一歩」を応援できるようになりました。

「今あるもの」を整えたら、次は「これから手に入れるもの」です。

整理収納アドバイザーとして活動するなかで「ものが使いこなせない」ことに対してストレスを抱える方が多いことに気がつきました。

使わなかったものを手放すことに罪悪感を感じ、より一層片づけられない原因になる方。

お金を出すからには使えるものを買いたい!でもなかなか自分に必要なものがわからない方。

こういったお悩みに対して、ものづくりをするなかで培ったものの情報、見極め方、意外な使い方アイデアなどを「なんで・どうして」と根拠を明らかにしながらビジュアルで伝えるように。

すると「目からウロコです!」「とってもわかりやすいです」と評判に。SNSの総フォロワー数は6万人を超え、メディア出演のご依頼を多数いただくようになり、著書を出版するに至りました。

現在は、企業とのコラボレーションのご依頼もいただき、新たな取り組みもスタートしています。

「もの」と「かぞく」を整えることで、暮らしやすく、豊かな人生が送れるように。

そして、ひとりでも多くの方の心に、前向きで、幸せなコミュニケーションを生み出せるように。

様々な活動を通して、実現していきたいと願っています。

ものとかぞく
水谷妙子

水谷妙子 プロフィール

無印良品を運営する株式会社良品計画の生活雑貨部企画デザイン室に13年間所属し、主に生活雑貨の企画・デザインを行う。
2018年に整理収納アドバイザーとして独立。無印良品とのコラボ講座や自主開催の講座、サービスは常に満席。Instagramフォロワーは6万人超(2021年4月現在)。
2020年7月に初著書「水谷妙子の片づく家 余計なことは何ひとつしていません。」を出版。販売後、即重版。続く11月「水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び」、2021年7月「無印良品ではじめる新しい習慣」を出版。

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