東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
こどもの絵本収納に便利な、無印良品のファイルボックスの使い方をご紹介します。
以前Instagramに投稿した絵本収納の写真を見た方から、「この絵本を仕切るファイルボックス は何を使っていますか?無印のファイルボックス だと、立ち上がりがあって、絵本がちょっと取りにくそうで…」というご質問をいただきました。
実は我が家でも、質問者さまが懸念されている、まさにその無印良品のスタンドファイルボックスを使っています。ただし、使う向きが商品写真とは違うんですね。
さて、そもそもの話。「本を仕切る」だけだったら、シンプルなブックエンドでいいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、普通のブックエンドは出し入れするうちにズレやすいのです。それって、とてもストレス。
やはりズレしにくいのは、底面積があって、重さもある程度あるファイルボックスです。なので私は、こちらを愛用しています。
それでは、無印のファイルボックスのご説明を。ざっくり分けると3種類の型があります。
①スタンダードタイプ、という四角い箱型。
②スタンドファイルボックス、というナナメ型。
③持ち手付きとか、組み立てられるとか、その他の型。
今回の投稿でご紹介するのは、②スタンドファイルボックス、というナナメ型のものです。
幅は、通常版の10cmと、ワイド15cmの2種類あります。中身の量や、収納する場所に合わせて選びます。
色は、半透明とホワイトグレーの2色あります。ちょっと角度をつけて見たときに、中身がなんとなく見えるので、できれば半透明がオススメです。仕切り自体の存在感はなるべく無い方がいいですからね。
写真で見てもわかるとおり、スタンドファイルボックスには前面に立ち上がりがあります。幅10cm×高さ10cm、ワイドの方だと幅15cm×高さ10cm。
大人が出し入れをする分には、このまま使ってもそこまで問題ないかもしれません。
でも、こどもにとっては、前面の立ち上がりを乗り越えて絵本を出し入れするのが大変。要は、この前面の立ち上がりが邪魔なんですね。
そのため、丸穴が底面になるように、ファイルボックスを寝かせて仕切りにします。
高さ約27cm以上の本は、先程の前面の立ち上がりが上にきてぶつかるので、奥まで入りません。
でも、絵本はそれ以下の小さなサイズが多く、もっと言うと、絵本は奥まで入らなくても、そんなに問題はないです。絵本が倒れないように仕切りができて、こどもが出し入れしやすければ良いので。
絵本以外でも、6歳の娘用に習い事バッグを立てるために使っていたり、こども以外の他の場所でも活用しています。
全く同じ商品でも、使う方向をちょっと変えるだけで、汎用性が広がり、別のアイデアがうまれますね!是非、お試しあれ~!