東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
今回は、パイン材ユニットシェルフです。我が家では、おもちゃ収納と学用品収納(ランドセルや教科書など)に使っています。
サイズが充実しており、比較的お求めやすいお値段が魅力的なパイン材ユニットシェルフ。でも、私が思う一番の魅力は「無印の収納家具の中で一番単純な構造」!組み立てが本当に簡単です。よろしければ動画をご覧ください。
いかがでしょうか。3分もあれば完成します。
棚板の取り付けはとても簡単で、上からミゾに差し込むだけです。
隣に連結する時も、サクッと差し込むだけ。必要になったら気軽に拡張できます。
注意は1点だけ!クロスバーを固定する穴の位置です。クロスバーは棚の安定のために必ずつけてくださいね!
上の画像ではわかりやすいよう、クロスバーが正面にありますが、取り付け完了したら、最後に棚をくるっと回転させて、クロスバーが背面になるようにしてくださいね!
まずは、棚の組み立て前に、両サイドのパーツの小さな穴の位置を確認します。穴は1~2mmで、パーツの片側にしかありません。「穴がない?」と思ったら、反対側を見てくださいね!
穴がある方を正面にしてから、棚板を乗せていきます。すべて乗せたら、ドライバーを使ってこの穴にクロスバーを固定していきます。
パイン材ユニットシェルフの組み立てで、唯一工具を使う箇所が、クロスバーの取り付けです。プラスドライバーをご用意ください。
4箇所ネジをつけたら、クロスバーが背にくるようにクルッと向きを変え、完成!
ちなみに、ひとりで作業する時は、両サイドのパーツが倒れないよう、何かに立てかけると組み立てやすいです。
我が家では、おもちゃ収納は4年目。学用品収納は4月に購入しました。
今は色の差がありますが、そのうち色が追いついてくると思います。自然といい感じの色になるのが、パイン材の特徴です。
組み立て簡単、拡張も簡単にできるパイン材ユニットシェルフは色々な場所で使えます!成長で変えていきたいこども部屋や、お引越しが多い方にもおすすめです。
人が家具を選ぶ時、その時点では組み立てについてはあまり想像していなくて、買った後に膨大な量の説明書とパーツを前にして「うわ!」っとなる。
「組み立てが好きでしょうがない」という人は問題ないのですが、多くの人は苦手意識があるのではないでしょうか。
店頭やネットでメチャクチャ気軽な感じで売っている家具に「こんな時間がかかるのか!」「こんな面倒なのか!」というギャップは、その商品やメーカーへのマイナスな印象になると思っています。
特に、今回のユニットシェルフのように、組み替えができると謳っている商品は、特にラクにできる必要があります。
久しぶりに説明書を引っ張り出してこなくても直感的に組み立てできるぐらいじゃないとな~と思っています。
このことは、無印の商品を生み出す現場にいた時には、正直シビアに考えていませんでした。すみません。
今の仕事では、お客様との相談のうえ、商品を入れるということが多々あります。継続してお付き合いをさせていただく機会もあります。
自分がオススメした責任があるので、お客様が後々大変になるものは、選びたくないのです。特に家具は、大きいし、値段が高いし、失敗した時の失望感といったら、半端ないです。
だからひたすら調べるし、自分の生活に取り入れて試します。
誰かが失敗しなくていいように、自分が知る限りの情報を発信していこうと思っています。
よろしければ、ぜひ参考にされてみてくださいね!