整理収納アドバイザーの水谷妙子です。
先日の投稿で、100円のドアポケット用仕切りについて投稿しました。
「でも、仕切る…ってどうしたらいいの?難しい…」
と思われる方も多いと思います。改めて「仕切る」に対しての私の考え方をご紹介します。(概念的な話になります)
そもそも「仕切る」ってどういうこと?→大部屋を個室に分けることです。
分けたモノが混ざらないようにするのです。(だから、仕切る前に、分けること=整理から!)
(例)洗面台の下のストック収納。それぞれのカテゴリの部屋を作ってわかりやすくしています。
出し入れの時に、何らかのストレスがかかるモノを仕切ります。
(例)冷蔵庫ポケットにひっかける仕切り。開閉のたびにマヨネーズが倒れていましたが、仕切ると倒れなくなりました。
もっとわかりやすく言うと、「混ざると困るモノ」を仕切ります。
(例)私が仕事で使う棚板の金具入れ。混ざってしまうとサッと使えないし、在庫管理しにくいのです。
アレコレ考えずに済む。迷わずに済む。つまり、ラクになるモノを仕切ります。
(例)子どもの衣類収納の引き出し。(IKEAのトロファスト )ひとつだけ仕切りを入れて、パンツと肌着を分けています。この2分類だけでも、子どもも大人もラクに!
逆に言うと、かえって面倒になったり迷いが出るものは仕切らない!
(例)子どもの文房具トレー。付属パーツで仕切れるけど、「子どもが使いにくい」ので仕切りません。
(例)冷蔵庫も、仕切って奥まで使いやすくするエリアと、大きく空間をあけておき、急に大物がきても収納可能エリアを作っています。
大小、凹凸、色んな形があるモノは、仕切ってしまうと使いにくくなりがちですよね。
(例)文房具の引き出し。色々な長さのペンや、その時々によって量や種類が変わるモノの場合、仕切らない方が便利。
(例)同じ引き出しでも、コチラは仕切ります。使用頻度が明らかに違うから分けておきたいモノや、細かくて混ざると面倒なモノは仕切ります。
自分と家族が、ラクになるなら仕切る。辛くなるなら仕切らない。
これが、私が考える「仕切り」のルールです。
モノ、場所、頻度、使う人で違うので、「この場合はどう?」と試してくださいね!それでは!