東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
今日は、整理収納ネタではなく、愛用の調理道具をご紹介します。
conte(コンテ)のまかないボウルです。ステンレス加工の産地、新潟県 燕市の一菱金属株式会社でつくられています。
私は卵焼きを作る時、ボウルのまま注ぐのですが、液だれするのがプチストレスでした。液だれしないものはないか…と探して、数ヶ月前にこれに買い替えたところ、大正解!
液だれしないのは、フチのそり返りがポイントです。これがあることで、注ぎ口がなくても、どこから注いでも液だれしにくくなります。トロッとした卵も、サラサラな水も。下までたれることはありません。
一般的な、フチがクルッと巻いているボウル。
こういうものは、液だれしやすいです。
では、フチが反り返っているものはどうでしょうか。(こちらはティファールのフライパンです)
その角度や長さが不十分だと、ツツーっと液だれしてしまうんですね。
ちなみに、以前の投稿でもチラッと出ている、洗濯洗剤のエマールのキャップ。液だれしにくいのですが、これも フチの返しが効いています。
エマールのキャップはプラですが、同じ原理が使われています。
まかないボウルも、エマールのキャップも、きっとどなたかが、何度も何度も検証して、素材と中身の相性が良い液だれしない形状を探ったんだなあ…と思うと、グッときます。
まかないボウルの「まかない」は、フチを「巻かない」のと「賄い」がかけられているそうですよ。
ボウルは全部で3サイズあります。130サイズ、180サイズ、220サイズ。
そのうち私は130と180の2サイズを持っています。Top画像で手に持っているのは130サイズです。同じシリーズで他には平ザル、バットがあります。
一般的なボウルと異なり、まかないボウルは縦長シルエット。そのため、中身がこぼれにくいのが特徴です。サイズ感をお伝えするために実験してみました。
小さい方(130サイズ)に卵6個は、さすがに多すぎてこぼれました。130サイズには卵は3~4個ぐらいがいいと思います。それ以上は180サイズがいいかと思います。
収納の中でもスッキリおさまります。
ステンレスのボウルは劣化しにくいので、普通は一度買うと、なかなか買い替えないものですよね。なので、私からはこれがイイので買い替えて!とは進んで言えません…。
でも、毎日使う道具だからこそ、使いやすいものを選ぶとプチストレスが減って快適になることは確かです。
これから暮らしが変わってはじめて調理道具を用意される方、もしくは今後買い替えの機会がある方へ。よかったら、参考にしてみてくださいね!