サッと生けるだけで素敵。お花の結び目の思いやり

整理収納アドバイザーの水谷妙子です。

今年ご卒業・ご卒園の皆さま、おめでとうございます。桜も咲いて、春!ということで、本日はお花の話を。

私がよくお花を購入している東京・三鷹市大沢の北中植物商店さん。最近、お店が移転して新装開店!レッスンもされています。

フローリストの小野木さんは、お花を包む時にひと手間かけてくださいます。

それは、ヒモを使った結び目です。

実はコレ、お花の素人にはとてもありがたくて「お花の正面はココですよ~」という大事な印なんです。

輪ゴムでまとめるお花屋さんも多いなか、小野木さんはあえてヒモを使っているんですって。

お花を買ったら結び目を正面にしてサッと生けるだけ。お花に詳しくなくてもイイ感じになる仕組み。

一般的に、作り込まれたブーケだと正面がわかりやすくなってると思うんです。でも、店頭でラフに買ったお花は家で生ける時にちょっと迷う…。

誰でも自然にできるように。こういう思いやりこそ大事にしたいこと。家の整理・収納・片づけも一緒だな…。結び目を見て ふとそんなことを思いました。

そんな北中植物商店 小野木さんの魅力を凝縮した本が発売中。最新刊は「朽ちてなお美しいドライボタニカル入門」です。

4月に東京・代々木上原で個展も開催されるそうで楽しみ!

以上、お花と結び目のお話でした。

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