東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
本日は、こどものおもちゃ収納について。
こどものおもちゃは多種多様で、どうしても分類するのが難しいモノがあります。
なんだかよくわからないモノ。もしくは専用ボックスを作るまで量が無いモノなど…!
これらは、無理に分類せずに「いろいろ」としています。
表現は「その他」や「なんでも」などご自由に!そのご家庭&お子さまがピンとくるもので構いません。
我が家は、いろいろ大、いろいろ小と2ボックスあり、その他に「おりょうり、のりもの、たおる、にんぎょう」と4ボックスあります。(たまにブロックが入れ替わる)
これを作ったキッカケは、我が子たちの日々の観察から。
お片づけの途中で手が止まってしまったり、やりたくないと思う理由はいくつかあります。
中でも「なんか難しい」「どうしたらいいか分からない」というのが一番大きなハードルのように思います。
そのハードルを低くするために、量の調整、収納家具やボックスの選び方、ラベルの表示などを工夫していくのですが、分類も、とても大事!
ブワーッと散らかったおもちゃの海でお片づけしている時。サッと分類できないものがあったら「これは何?うーん……どうする?」と手が止まりますよね。
それを「これは何?いろいろ!」と、こどもが一瞬で判断できれば、手は止まりません。
絵本コーナーにも同じ仕掛けを採用しています。6分類のうち、ひとつが「いろいろ」です。
全てをスパッと分類することは困難です。フワッとさせておくのもアリで、合理的かなと思います!
「いろいろ」がイイ感じの逃げ場となって、お片づけがスムーズに進みます。
そして、こどもに限ったことではなくて、大人の整理収納にも「いろいろ」的な場所は必要です。
例えば、私の仕事の保管書類エリアには「その他 参考」というラベルがあります。分類しきれないけど、取っておきたいものはここにイン!
あんまりキチキチしすぎるのは息苦しくなってしまうので、こういうホッとスポットがあると安心します。
一時保管の書類用バインダーにも、同じように「事務」というザックリした表現があります。
他の分類には属さないけども、やらないといけないことをココに挟みます。
ただでさえ面倒な書類の判断がスムーズになります。
整理収納に限りませんが、逃げ場、余裕、白黒つけないことというのは意外と大切ですよね。
親子ともに気持ちがラクになり、スピードも加速する「いろいろ」で、お片づけのハードルを下げてみませんか?
もしよかったら参考にしてみてくださいね!