東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
今日は「お片づけの仕組みの見直し」のお話。
ちょっと前の話。玄関スグの収納にこどもたちの上着をかけていましたが、小学生の娘だけ、ここから変更しました。
(以前の記事はコチラ)
理由は、上着とランドセルは、一緒に脱ぎ着するから。特に帰宅時は疲れているので、部屋の中まで来るのも精一杯。
「は~重かったー!」とランドセルを上着と一緒に脱ぎ捨てる感じです。
そのため、上着は学用品棚にかけることにしました。一緒に使うもの=ランドセルとセット。
本人に余裕がない時は、棚の空いているスペースに置くだけでも全然OK!
下の保育園BOY2名は、外出時にわーーっと脱ぎ着するので、やっぱり玄関近くが便利です。
そもそも上着を着たがらないし、帰ってきたら速攻脱ぎたがるし。
こども達、それぞれに合わせた置き方にしています。
続いて娘のヘアゴム。これも前にもご紹介したネタです。
娘はお風呂前に外して、洗面台に置きっぱなしにされがちでした。
元々の収納場所に戻すことは、本人にとってハードルが高かったのですね。
だから、輪ゴム掛けを使って置きっぱなし現場のスグ近くに定位置を設けました。
たったこれだけで、お風呂の前に自分で戻すようになりました。
私は、置きっぱなし= 現在の、その人の限界だと思っています。
あくまで私の場合、3~5回伝えてダメなら「仕組みが違ったのね」と思って見直します。
というのも、一生懸命考えた仕組みが「正解」とは限らないからです。
それはお片付けのプロが考えたとしても同じ!
でもプロは、悩んでいる本人が気がつかない視点で、客観的に「近道」をお伝えすることができます♪
まずはその家でやってみないと何もわからないのです。
一度はそれでOKだったとしても、人も、モノも、暮らしも、変わるので。
できない相手を責めなくていいし、もちろん「私がダメだから…」なんて自分を責める必要も全くなし!
「置きっぱなし」を見つけたら「あ、このやり方じゃなかったのね」と淡々と、次の方法を探っていただければ!
これらの例をご紹介した通り、私も全く完璧ではありません。
「これならできる?」を楽しく探って、その一端をご紹介できればと思います!