東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
本日は、文房具収納について。以前も、もぐもぐ子ども調理室さんでの整理収納作業で実践した「教室に来るたくさんの子ども達が、戻しやすいカトラリー収納」ということでご紹介しました。今回は我が家の文房具収納として改めて投稿します。
我が家の文房具は、ダイニングテーブルのすぐ後ろ、木の扉の中にあります。
ここは「情報ステーション」と呼んでいる、文房具、書類、アルバム、薬など、我が家のカナメとなる収納。
子ども達のイタズラを避け、大人しか使えないようにするために扉をつけ、鍵がかけられるようになっています。
元々、この中に無印のポリプロピレン小物収納ボックス3段と6段を並べ、細々した文房具を入れていました。
そのうちに、①木の扉→②ピシッと閉まる引き出しと「2段階で出し入れしにくい」と思うようになりました。
当時は引き出しにラベルをつけていても、夫から、電池どこ?ドライバーどこ?と聞かれてストレス…!よく考えてみたら、自分もパッとわからないので、何度も開け閉めするのでストレス…!
試しに小物収納ボックス3段を、1個買い足してカスタムしました!
引き出し6段の方は棚板を3枚抜きます。棚板を外そうとすると全体がゆるむので、寝かせて側面を押して「カチッ」と音がするまではめこみます。
そうすると、正方形の枠が12個できあがります。そこに浅い引き出し12個を入れます。扉を開けた瞬間に、何がどこにあるのかわかる「見えてる」収納の完成です!
ちなみに、抜いた深い引き出し×6個は、捨てずに別の場所で使います。可動式の仕切りがあるので、長いモノを立てたり、引き出しの中の仕切りとしても使えます。
文房具は細々したモノも多いです。奥行き方向も使用頻度を考えて配置すると、グッと使い勝手がよくなりますよ!
例えば、私の場合だと、手前にダブルクリップ、中にゼムクリップ、奥に押しピンを入れています。
使用頻度が最も高いダブルクリップは、引き出しが枠におさまったままでも、上からポイポイ出し入れできるんですね。ワンアクション減らすことができる、ココがミソです。
「収納」って書くと「収める、納める」という文字面からも、見えないようにするのがイイ!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも私はやっぱり「現物に勝る情報はない」と思っているので、このような方法を実践しています。
ちなみに、この文房具をこの収納にしてから、ラベルはつけていません。「ラベルなしでも困らないのか?」という実験のためです。
今のところ、全く困っていません。夫からの「あれ、どこ?」も聞かれなくなりました
「見えてる」から、誰でもすぐわかる。特に、共用の場所にオススメの収納術のご紹介でした!参考になれば幸いです!