整理収納にはラベルライターが必須?いえいえ、手書きで十分ですよ!

東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。

本日は、ラベルについてです。

整理収納サービスのお客様から「うちにテプラとかピータッチとか無いんですが、大丈夫ですか?」と聞かれたことがありました。

私は「手書きで十分ですよ!むしろ手書きでお願いします!」と答えました。

その理由をお伝えしたいと思います。

実は、我が家にはピータッチキューブがあります。

整理収納アドバイザーになる前に買ったものです。購入当初、頑張って取説関係を一気に印字することにしました。

スマホで文字を打ち込んで、設定も色々と調整して印字。個別のファイルにも、ファイルボックスにも貼って。結構な量だったので、相当頑張ったんですよ!

完成したその時の達成感はあったんですが、いざ生活してみると、ちょっと直したいところが出てきました。

でも、正直またやるのは面倒だったのと、印字されてしまうと、もう「確定した感」が出て、もう今更、変えにくかったんですね。

印字のチカラってすごいです。まるで「決定事項!」みたいな感じです。

整理収納のセオリーでは、モノの定位置は常に最適な状態にしておく必要があり、ラベルもそれに合わせる必要があります。

そうしないと、ラベルをつける意味がないです。つまり、一度決めたラベルは永遠ではないんですね。

でも、私はピータッチでまたチクチク設定して印刷して…というのが面倒だと思ったのも事実。

本当は、ラベルを作っては見直し、修正をする、ということをしないといけないのに、そのサイクルが完全にストップしてしまいました。

それでは本末転倒だなと思い、ピータッチはお蔵入りして、マステやふせんに手書きするようになりました。

すると、いつでも気軽に変更できると思い、気持ちがとてもラクになりました。

また、マステやふせんは色や形も豊富!選び放題です。

自分ルールで決めれば、色の力でパッと識別できる効果も生まれました。

ハッキリ言ってしまうと、そのラベルでOKかどうかなんて、数日間暮らしてみないと最適かどうかなんて分からないです。

例えばこれは、小1娘の宿題ファイルにつけているラベルですが、この分類や、この文言でいつまで使うか正直わからないですよね。

一度ラベルをつけても、近い将来「やっぱりこの表現じゃない」とか「別の用途に使う」などという可能性だって十分あるんです。

これは食材の分類ですが、これも別に「一生コレでいく!」というわけではありません。このボックスをここで使い続ける確証もありません。

整理収納は、そのぐらいあやふやなものです。

どうしても印字したいのであれば、はじめから決め込むのではなく、とりあえず手書きしてみることをオススメします。

家族みんながわかるか、生活に支障はないか、様子を見てから印字したらいいと思っています。

整理収納アドバイザーとしてお客様と接するようになってから、よりこのことを実感するようになりました。

というのも、本来やるべき整理収納作業をする前から、「印字された姿が、正解。ゴール。目指すべき姿」だと思っている方がすごく多いんです。

冒頭の質問をしてくださったお客様もしかり。

それは雑誌や、SNS、特にInstagramの影響がとても大きいと思います。パッと見の美しさが評価される世界だから…。

でも、ラベルの作り方は色々あるんです。

私は、印字よりも、何よりも、まずは整理収納へのハードルを下げ、ラベルを気軽に作れるようることが大事だと思います。

要不要を判断して、分類して、とりあえず身近にあるものでラベルをつけて定位置がわかるようにする、これが大事です。

ほとんどの家にあるであろう、ふせんとセロハンテープだけでもとりあえずラベルを作ることができます!

お客様宅での作業でも、マステやふせんでバシバシ手書きです。だって、私がラベルライターを推奨して、部分的に印字してしまったら、お客様はそれを「買わなきゃ⁈」というプレッシャーがかかりますよね。

こちらは養生テープを使ったおもちゃ収納のラベルです。

布の収納へのラベルに便利です。おもちゃの分類は、年齢や興味に応じてとても変わりやすいと思います。

それと同時に、こどもが確実にわかることが求められます。

本質は「キレイにすること」ではなく、「使う人がわかるようにすること」です。

なにもテプラやピータッチでなくたっていいんです。手書きバンザイ!

あ、そうは言っても、ラベルライターを使いこなしすぎて神!とか、もう単純にラベルライターがLOVE!とか、自分の手書き文字が嫌いすぎて具合悪くなるとか…。

そういう方は、使った方がいいのかなと思います!

でも、整理収納はハードル高いなと思われる方。ちょっとでも面倒くさそうだなーと思われる方。

はじめから「印字でキレイ」を求めずに、まずは身近なものでラベルを作ってみませんか?

ちなみに。前職の無印良品にいた時に、ラベル作成サービスの担当をしていたことがありました。

当時は、あまり整理収納のことをよく理解していなかったので、このサービスがあまり根付かなかった理由は、まさにコレなんだなと今更ながら実感しています。

ですが、私にはこのサービスを生み出した責任があるので、これが無印にある限り、使い続けようと思っています。(こどもの衣類収納に使っていますよ。ご興味があれば遡ってくださいね!)

ラベルについては色々な考え方があると思いますが、私はこう考えます。

参考になれば幸いです。


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