東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
今回は、整理収納サービスをプロに依頼するメリットについて考えてみました。色々とありますが、 やはり片付けをやり遂げることができるのが、一番かなと思います。
私も経験がありますが、片付けが苦手な方ほど、本当の意味でやり遂げたことがなかったりします。
普段、訪問の整理収納作業では、休憩をとりながらですが4~5時間作業をします。お客様の様子や言動から、かなりお疲れになっていることがわかります。身体よりも、脳が疲れるという感じです。
そもそも、自分の家のモノを一覧して、その量を再認識する。「うわ、こんなにある!」これで結構、疲れます。
そして、作業をしながら適宜、お客様がお答えしやすい聞き方で質問していきます。
「これは何ですか?」「要?不要?」「使用頻度は?」と、その都度やりとりをしていきます。
実は、何かを判断することって、とても脳が疲れることなんです。しかも、ちょっと苦手な分野については、なおさら疲れます。
これを、もし自分一人でやるとすると。ある程度までやっても、そのうち脳が疲れてきて、作業をする手も止まるはずです。
「…また今度、時間があるときにしようかな」「…とりあえずこの箱にいれておこうかな」
私もそうだったので、めちゃくちゃよくわかりますが、こんな感じで、先送りになってしまう方が多いです。これが片付けられない悪循環を生み出すのです。
その悪しき流れを断ち切るのが、整理収納のプロである私たちです。
お客様ご本人と同等、いや、それを上回る熱意とテンションで、全力でその場所を使いやすくしようとします。そのために、これまでの知識や経験をフルに活用します。
「本当はこうしたいけど、やり方がわからない」「わかっているんだけど、取りかかれない」
マイナスな気持ちも言い訳も、まるっとくるんで、サポート。先の見通しをつけて、一緒にやり抜きます。
そんなアツい伴走者がいると、お客様は自然とやる気になるし、お尻に火がついた状態になって「やらざるを得なくなる」のですね。
そして、一度ガッツリと「片付けをやり遂げて」もらうと、その思考はサービス終了後も続きます。
「あの人、しつこく『使用頻度』とか言ってたな」「収納用品を買いに行く前に、まず整理しないと!」などなど、知らない間にお客様の習慣として刷り込まれていきます。
まずは一緒にやり遂げて、そして自力で片付けをやり遂げられる。これが最終的なゴールです。
まずは一緒に、はじめの一歩を踏み出してみませんか?