東京都小金井市の整理収納アドバイザー 水谷妙子です。
Instagramのフォロワー様から「レシートや、医療費控除など何かしらの処理が必要なものはどうしていますか?」というご質問をいただきました。
この質問、複数の方からいただきましたので、皆さん困っていらっしゃるテーマなのかなと思いました。
かく言う私も苦手です。できればやりたくなーい!というのが本音ですが、少しでも自分がラクにできるように、あとで困らないように先手を打って!と思っています。
紙モノ管理については、コチラの投稿と合わせてみていただくと、よりわかりやすいかなと思いますので、もしよかったらご覧くださいませ!
まずはじめに。
我が家で整理が必要なレシート類は、3月の確定申告で使用するものです。
ひとつは家族の医療費控除用。もうひとつは私の仕事(個人事業主)の経費処理用です。
我が家では、いわゆる家計簿はつけておらず、公的な処理が必要なものだけにしています。
使っているのは、無印良品のノートカバーにもなるスリムポケットホルダー A5・6ポケットです。
見開きで使うとA4サイズも収納可!ノートカバーにもなるようですよ。
6ポケットゆえに、分類が6個より多い人は使えません~!
これを選んだ理由は、1冊にまとまっていて、必要なときに取り出して、ワンアクションでサッと入れられるようにしたかったからです。
それゆえ置き場所も、いつもいる場所から振り返るとすぐに手が届く位置にスタンバイして、すぐに分類して溜めないようにします!
あまり量が多いと飛びでてきますので、1ポケットに対しての量はほどほどに。
ちなみに、同じシリーズに三ツ折りが簡単に作れるスリムチケットホルダー A4三ツ折りサイズ・6ポケットもあります。
レシートにちょうどよいサイズなので、よりスリムに使いたい人にオススメです。医療費は紙が大きいので、A5の方がいいと思います。
これも6ポケットなので、分類が6個より多い人は使えません。1ポケットだけ、A4が三つ折りできる部分があります。
ここからが本題です。
書類には「一時用」と「保管用」がある、ということを以前の投稿でもご紹介しました。
レシートも全く同じ考え方です。
例えば、我が家のこのレシート類は、3月の確定申告のタイミングで、一時用から保管用にシフトします。
画像の左が、一時用。右が保管用ですね。
これをシフトするには、まずは記帳が必要です。
まずは医療費控除の記帳は、PCを使ってエクセルで入力していきます。
また、私の経費は、会計freeeのアプリで入力していきます。
そして、税務署へ申告します。受領されたあとは控え用紙をもらい、一定期間の領収書の保管が必要になります。
我が家の場合は、その年度分の領収書と控えなどの一式をクリアファイルに入れて、ファイルボックスに収納します。
我が家は、これが保管のゴールです。
紙の総量はどのぐらい?分類したい項目はいくつ?
保管場所はどこ?保管期限はいつまで?
はじめからできる範囲で想定した上で、逆算して一時用のモノのスペックを決定するとブレがなくてよいかなと思います。
確定申告をされていなくて、家計簿用にレシートを取っている方にも、実は全く同じことが言えます。
何らかの形で「記帳」すると思いますし、確定申告のように、保管期限が公的に決められていない分、記帳したらすぐにレシートを捨てるのか、それとも保管にシフトするのかは自分で決める必要がありますね!
先にゴールを決めておくと、やるべきこと、選ぶモノが明確になりますよ!
ちなみに、このホルダーはA4サイズもありますので、参考にされてみてくださいね!